「土」から始まり「土」に還る。

人類が衣食住のために、何万年もの歳月かけて作り上げたてきたテキスタイルづくりのなかで「人間と自然との関係性」をいまいちど紐解き、思考と感覚を合わせ持つ身体を使って創作活動をすることを目指し、自然の一部としての「人間」のあり方を模索しています。

STATEMENT

繊維素材を使ったものづくりは、人間が生きることに深く根ざしたものづくりです。テキスタイルを研究する事は、作ったその人を読み解く事でもあり、地域性を読み解くことでもあり、時代性を読み解く事でもあります。私はこのテキスタイルという素材を深く考察することによって、私達人類が「この先どのような未来を描けば良いか」ということを気づかせてくれる、重要な要素の一つだと考えています。

PROFILE

高須賀活良
TAKASUKA KATSURA
Artist / Director / Textile Designer / Producer / 1986 年東京生まれ。東京造形大学でテキスタイルデザインを学ぶ。日本各地を旅し、その土地にある素材にインスピレーションを受け作品を制作。モノづくりの始まりは「土」からであるというコンセプトのもと、原始布の研究。

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